RGBリストを元にPhotoshopで縞模様を描画する。
前編で得たリストを元に、32bit画像を作成し、スクリプトで横1pxずつ選択&塗りつぶししてゆく。
得られた画像。
当然白飛びしているので露光量を下げると、
虹の縞模様!成功と言えるんじゃなかろうか。
雑に放り込んでもうまく表示してくれるHDRさん有能。 値が負でも、処理間違って十数万になってても大丈夫だった。
並べてみた
左右につなげる。
極座標化。
マツゲフレア風。
ぼかすととても良い。
以前撮った単スリット実験の画像にとても近くなった。
マツゲが捗る。
謎ゴージャス化!
エフェクト素材としてかなり使えるものが出来た。これでマツゲフレアの再現がしやすくなった。
計算はたぶん色々間違っている。やっぱマイナス値出るのはNG? 負の個所を「加算」すると明るさが減るの面白い。パッチ的対処としては、黒紙で「比較(明)」して負を消す。
色んな光源で出力した干渉縞PSD
Generated_Interference_Fringes_Patterns.zip (197KB)
最後に、光源スペクトルを色々置き換えて生成してみたものを公開。全て最大値を100万として出力し、露光量レイヤ、比較(明)レイヤで調整してある。32bitPSDそのままとPNG-24出力を同梱。自己責任で自由に利用可能。ノークレーム&ノーサポート。
スペクトルデータはロチェスター大学の Program of Color Science / Munsell Color Science Laboratoryより。
自然な色味の縞は黒体輻射のBlackBodyXXXシリーズがあれば充分そう。CIE D65とBlackBody 6500K 見分けつかないし。蛍光灯のデータもあったけどあまり変わらないので略。
うっかりマクベスカラーチェッカーのスペクトルデータを光源として使ったら、随分個性的な色味になったのでいくつか加えてみた。カラーチェッカーに強い白色光をあて眩しさに目をすがめたら、マツゲフレアがこの色になる、んだろうか。
コード
干渉縞生成用のC++については、引用だらけツギハギだらけで載せ辛いので非公開。引用元は記事内記載通り。
画像化のjsxは完全自作なので掲載。 fill32bitRainbow.jsx 。 これだけで何ができる訳でもないけど。PSD同様、自己責任で自由に利用可能。ノークレームノーサポート。